第1回常総フェスタ開催 みらい倶楽部のブースも大盛況

 ゲームと踊り、そして食の祭典「第1回JosoWorld Festa」が10月29日、道の駅常総で開催され、あいにくの雨模様にもかかわらず、多くの人でにぎわいました。

 NPOみらい俱楽部も国際交流のテントブースを出展。ペルーの遊び「ジャックス」を喜屋武イボンヌさんの指導で紹介し、子どもから大人まで200人以上の人に楽しんでいただきました。テントブースでは、ブラジルの国花「イペー」の鉢植えを希望者に無料提供し、準備した10鉢はすべて〝お嫁入り〟を果たしました。

また、当会のキラーコンテンツの一つ、紙芝居口演も2回開催し、地元の「千姫」「平将門」を永野さんが熱演、長妻さんが動画撮影してくれました。 今回のイベントは、国際交流・多文化共生事業として民間主導の形で実現した事業です。当会としては、世界のゲーム紹介で草間さん、福田さん、ダンスクループの案内で石塚さん、長妻さん、イペーの無料提供で福田さん、紙芝居で永野さん、長妻さんが担当してくれました。みらい倶楽部の事業を少しでも認識してもらえたのではと、思っています。

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イペーの植樹

ブラジル人家族も参加し、国際交流のシンボル「イペー」を記念植樹=常総市内で

 在日外国人を含む市民とともにブラジルの国花「イペー」等の植樹を通じ、世代間・交際交流を促進いたします。イペーは、日本のソメイヨシノのように葉をつける前に鮮やかな黄色の花を開きます。満開になると映画「幸福の黄色ハンカチ」を彷彿とさせます。6月に植樹祭を計画しています。参加をお待ちしております。


イペーの街路樹

 青空に映える鮮やかな黄色い花。イペー(ポルトガル語の発音はイッペ)は、南米原産の落葉樹です。ブラジルでは、日本の桜のように「心の花」として親しまれ、木材は水に強く、桟橋やウッドデッキに用いられています。国内では主に沖縄や九州のほか、本州でも静岡県や神奈川県、茨城県などで植栽されています。
 当会では、約100種類のイペーを選抜試験栽培してきた鹿児島県の専門家と協力し、耐寒性の強い品種「池前アルバ」と鉢植えに適した小さめの「ウラジロ小町」の2種を普及種として実生から栽培し、広めています。
 イペーの植樹を通した国際交流、さらにはイペーを使った草木染にも挑戦しています。
 イペーは、日本初のカラー記念硬貨となった東京五輪2020の千円記念硬貨にも、桜とともに採用されています。

 

イペーの植樹